医学系の動画テープ起こし

ただいま医学系のテープ起こしの作業中です。スライドを利用しながら話が進められるシンポジウムなので、録画したビデオの文字起こしになります。

まず最初にビデオの音声を抽出して、音声を聞きながらザクッとテープ起こしを行います。次に、動画のスライドの内容と音声を確認しながら校正を行います。スライドを見て、専門用語を確認して、音声を再度聞き直して、入力原稿の文字を校正します。目はビデオと原稿を行ったり来たり、忙しく動きます。

音声だけのテープ起こしよりも工程は多くなりますが、ビデオがあると助かることもあります。音声が聞き取れないときは、ビデオの話者の口元を拡大して、口の動きと音声を同時に何度も聞いてみると、さっきまで、ふにゃふにゃだった音が、はっきりと意味のある言葉に聞こえてくるから不思議なものです。

テープ起こしは編み物のようだとよく思います。一目一目編みながら、一目も飛ばすことがなく編み終えた後の爽快感によく似ています。そうして出来上がった原稿がお客様に喜んでいただけたかどうかは、いつも気になるところです。

「いつも丁寧に起こしてくださってありがとうございます。とても助かっています。」
「無理な納期にも対応していただいて、無事に納期に間に合わせることができました。ありがとうございました。」
「2年間にわたり、多くのデータを緻密に丁寧に起こしていただき本当にありがとうございました。」などなど……

こうした納品先のお客様からいただく言葉は宝物です。本当にとてもありがたく思います。
そしていつも思います。いや、とんでもない、まだまだですと。もっと喜んでもらえるようにこれからも一層、身を引き締めていい原稿をつくろうと、自分を戒める一瞬でもあります。

Comments are closed.

Post Navigation