【本日のテープ起こし】会議録を作る

桜を求めて新宿御苑にはたくさんの人が押し寄せています。今年の桜の花は持ちがいいようですね。桜の花がある時期は、何だかみんなのウキウキ気分が伝わってきて、人波を見ているとこちらも楽しくなります。

そんな巷の光景を目にしながら、ヘッドホンから会議の音声が流れています。年度末の忙しさはいまだに続いている状況で、しばらくは続きそうな気配です。

本日のテープ起こしは会議録です。いつも隔月で開催される会議ですが、年度初めは初顔合わせです。皆さんと同じように私も初声合わせです。とはいえ、私のことを知り得るのは、会議に登場する一部の人たちではありますが。

まず声を判別するために、一人一人の声の特徴を書き出していきます。声のイメージです。学校の先生や学級委員だったり、時には俳優さんの誰々さんだったり、声から想像する人物をメモっておくと、人物の判別だけでなく、その場面の流れが掴みやすくなります。

テープ起こしは言葉を文字に再現するだけでは、必ず取りこぼしが生まれます。一見、音声を聞き取ることができて文字が整然と並んでいたとしても、その場の流れが掴めていなければ、その分脈に合った文字をうまくチョイスすることはできません。聞いた言葉に流されず、思い込みは棄て、その場の雰囲気を掴み、話の山谷を把握すること。そして同音異義語になっていないか、的はずれな聞き取りになっていないか、今一度、精査する必要があります。これは会議録に限らず、テープ起こし全般に言えることです。

テープ起こしという仕事と向き合って19年目を迎えましたが、この仕事を通して日々たくさんのことに気づかされます。日々鍛錬し完璧を目指しつつ、仮に完璧だと思えた瞬間があったとしてもそれは妄想で、上には上があるというのが世の常です。いまだ見えない天井を目指すことの繰り返しです。

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