朝から、しとしと雨が降り続いています。
窓に張りついた水滴のおかげで、部屋から見る空はさらにくぐもり、
一層どんよりとして見えます。
どよ~ん
こんなときは、いつもと変わらないはずの部屋が、
少し落ち着いて見えるので大好きです。
作業の成り行きまかせで置かれたというか、
投げ出されたままの物たちは、そこがあるべき場所のように、
いつの間にか意味あるべきところに座しているかのように見えてきます。
いや、まったく雑然として汚いばかりの部屋なのに。
お恥ずかしい限りです
ほんわか漂うコーヒーの香りも一際、引き立つようです。
いい香り。。。まるで時が止まったかのよう
こんな雨の日、ゆったりとした時間に身を任せて読むのに、ぴったりの本をご紹介。
「のっぺら坊」と「てるてる坊主」―現代日本語の意外な事実
音声を文字原稿にするテープ起こしの仕事を携わりながらも、一つ一つの言葉に立ち止まる時間はなかなかないものです。そんな中であらためて言葉の変化に時の流れを感じることができる一冊でした。
「のっぺら坊」と「てるてる坊主」- 現代日本語の意外な事実
松井栄一著