平仮名で書くのか、片仮名で書くのか、句読点はどこに置くのかなどといった表記の方法に1つの決まりがあるわけではありません。日本語の書き表し方にはさまざまな手法があります。新聞や雑誌などの記事を書いたり、校正をしたりするときに表記のばらつきが出ないように、それぞれの会社で表記の方法を定めています。表記の方法をまとめた本も発行されています。
朝日新聞社『朝日新聞用字用語の手引き』
共同通信社『記者ハンドブック 新聞用字用語集』
毎日新聞社『毎日新聞用語集』
中央公論新社『読売新聞用字用語の手引き』
時事通信社『最新用字用語ブック』
講談社『日本語の正しい表記と用語の辞典』
日本速記協会『標準用字用例辞典』
当社では、この中から『記者ハンドブック』、また『標準用字用例辞典』に準じてテープ起こしの作業を行っています。
日ごろのビジネス文書もこうした用字用語集を参考にすることで、相手にわかりやすい文書を心がけたいですね。