『葉っぱを売ろう』で元気が出ます。

葉っぱ が売れる? そうですよ。

私は実家が八百屋なので葉っぱが売れることに少しも驚きませんが、市場でこれだけの種類が買えるとなると料理屋さんはすごく助かりますので、需要は高いと思います。

今、話題にしているのは、ほうれん草や小松菜なんかの食べる葉っぱではありませんよ。料理のお皿に乗っているツマみたいな、あの飾りの葉っぱです。名づけて、葉っぱ産業です。きれいにパックされた葉っぱが食材と一緒に市場で買えるのですから、いいですね。

下町にある老舗のさくらもち屋さんでは、さくらの葉っぱがないと仕事にならないそうです。1年中さくらもちだけをつくっているので、さくらの葉っぱを1年分確保していないとならないのです。

昔はさくらの葉っぱを探しに全国を歩いて探していたそうですが、今では全国のさくらの木を持っている方と契約して、葉っぱを確保しているのだそうです。ああ、さくらもちを食べたくなってきましたー。

話を戻して、先ほどの葉っぱ産業をお年寄りの方々と大々的に展開しているのは、葉っぱの町:上勝町いろどりの横石さんです。生涯現役を掲げて、素晴らしい町おこしを実現しています。このサクセスストーリーは「人生、いろどり」という映画にもなっています。

この話題を含めて、テープ起こしで出会った多くの「まちおこし」の話題にとても元気をいただきました。

book.gif  『そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生』 横石知二著

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