本日の文字起こしは、看護や医薬の医療場面の文字起こしです。
ここでのICとはICボイスレコーダーのことです。
医療分野においては、インタビューのほかに、実習を含む授業内容の音声や動画を文字原稿に起こすこともあります。現場の生き生きとした会話のやりとりから、医療現場の臨場感が伝わってきます。
授業内容などの文字起こしでは、声をそのまま拾う「素起こし」のご依頼が多く、インタビューでは意味のない言葉を削いで読みやすくした「ケバ取り」というご依頼が多くなります。どちらもお客さまのご要望に応じて原稿を作成しております。
生の声をそのままに、その場を鮮やかに再現して甦らせる「素起こし」のテープ起こしでは、場面を読み取る力とわかりやすい表記力がさらに必要となります。「素起こし」を甘く見ることなかれということです。
「ケバ取り」の「ケバ」とは「あの、その、えーと、ああー、うーんと」などといった中で意味のない言葉のことをいいますが、「ケバ」の削ぎ具合は、お客さまのご要望に応じて、その場の雰囲気を残しつつ読みやすく整理していきます。一律に「ケバ」を削いでしまっては、その場の臨場感が消えてしまうこともあります。
HINAでは、「素起こし」「ケバ取り」「標準」といった3種類の起こし方に加えて、お客さまのご要望に応じて起こし方にバリエーションを設けております。例えば「素起こし」に近い「ケバ取り」といったようなアバウトなご指定にも対応いたします。お客さまの作業がスムーズに行えるように、起こし方の程度に変化を加えております。